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オヤニラミ
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スズキ目 ケツギョ科
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Coreoperca kawamebari (Temminck and Schlegel,1843 ) |
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種名
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オヤニラミ
Coreoperca kawamebari (Temminck and Schlegel,1843 )
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綱名 |
条鰭綱
Actinopterygii |
目名 |
スズキ目
Perciformes |
科名 |
ケツギョ科
Sinipercidae |
属名 |
オヤニラミ属
Coreoperca |
食味・危険 |
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分布 |
淀川水系保津川・由良川以西の本州、四国北部、九州北部。朝鮮半島南部。東京都、神奈川県、愛知県、滋賀県に導入された個体群が定着している。 |
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特徴など |
●形態・特徴: 背鰭の起部は胸鰭基部の上方にある。体側には6〜7本の横帯がある。尾鰭の後縁は丸いか直線状。主鰓蓋骨の上方に棘が2本あり、また前方が赤くて後方が青〜緑色の眼状斑が見られることが大きな特徴。15cm程度にまで成長する。
●生息環境: 水の澄んだ流れの緩い河川中流域や小川・用水路に生息し、特に抽水植物が繁茂する場所を好むようである。
●食性: 甲殻類、昆虫類や小型魚類などを捕食する動物食性。
●その他: 観賞魚としての需要が高く、それが影響して乱獲されることがあったり、また、生息地の人為改変やオオクチバスやブルーギルなどの外来魚の影響を受けたりし、個体数および生息地を減らしている現状にある。そのため、2007年に環境省によるレッドリストで絶滅危惧II類に指定された。 しかし、観賞魚需要の影響は乱獲に留まらず、本来の生息地ではない東海地方や関東地方などへ心もとない淡水魚マニアによる人為放流が行われて定着してしまっている地域も見られる。このため、一方では保全が急務とされているにも関わらず、外来種として機能している地域では駆除を視野に入れた活動が行われるなど、本種の国内での立場は混沌とした状況にある。 |
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