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ツルグエ
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スズキ目 ハタ科
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Liopropoma latifasciatum (Tanaka,1922 ) |
種名
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ツルグエ
Liopropoma latifasciatum (Tanaka,1922 )
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綱名 |
条鰭綱
Actinopterygii |
目名 |
スズキ目
Perciformes |
科名 |
ハタ科
Serranidae |
属名 |
ハナスズキ属
Liopropoma |
食味・危険 |
食味レビュー 投稿する
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分布 |
南日本の太平洋岸、伊豆諸島、琉球列島。朝鮮半島南部、台湾、パラオ。やや深い岩礁域に生息する。 |
特徴など |
●形態・特徴: ハナスズキ属はハタ科の仲間としてはやや小型種で、背鰭棘数が8本であること、主上顎骨後下端は突出する、両顎や口蓋骨歯などは絨毛状である、などの特徴をもつ。本種は背鰭は1基のみで、体側に黒色の縦帯がある。本種は、クロオビスズキに似ているが、体側の黒色縦帯は尾柄上で側線から離れることで区別できる。また、背鰭軟条数は13、臀鰭軟条数は9で、クロオビスズキよりもわずかに多い。体長15cmほど。
●生息環境: やや深い岩礁域に多いとされるハナスズキ属の魚としては比較的浅所までみられ、伊豆半島では水深35〜40mの場所でも周年観察されているとされている。東シナ海においては、トゲハナスズキと同じく、水深200〜220mの場所から採集されているようだ。
●食性: 小魚や甲殻類などを捕食する動物食性。水槽でも他の小魚などを捕食することがある。
●その他: 岩礁域の刺し網や、やや深い場所を狙った釣りなどによって漁獲される。あまり食用とはされていないようであるが、観賞魚として知られ、状態の良い個体は高値で流通される。 ツルグエにはよく似ているものがいくつかあるといわれており、今後標本による精査が必要であろう。 |
参照 |
クロオビスズキ
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