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ゴンズイ
ナマズ目  ゴンズイ科
Plotosus japonicus   (Yoshino and Kishimoto,2008)

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静岡県
静岡市三保真崎海岸
2008/08/31
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2007/09/24
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種名
ゴンズイ   
Plotosus japonicus   (Yoshino and Kishimoto,2008)
綱名 条鰭綱
Actinopterygii
目名 ナマズ目
Siluriformes
科名 ゴンズイ科
Plotosidae
属名 ゴンズイ属
Plotosus
食味・危険 食味レビュー みんなの総合評価: ★★★★(全21件)
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分布 本州中部以南。沿岸の岩礁域にすむ。
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特徴など ●形態・特徴:
日本産のゴンズイは従来、本州から琉球列島にかけて分布する1種のみとされていたが、そのなかに2種がいることがわかり、本種は2008年に新種記載された。2種はいずれも背鰭と胸鰭に棘をもち、体側中央と背側付近には黄色あるいは淡色の縦帯がある。
本種とミナミゴンズイでは、垂直鰭の鰭条数および鰓耙数がやや少ないことなどにより区別されるが、水中写真で両者を識別できる特徴はいまのところないという。このほか小笠原諸島のものは、ゴンズイとミナミゴンズイのどちらともつかないものであり、今後詳細な検討が必要とされる。ミナミゴンズイよりもやや小型で、ふつうは体長21.7cmくらいまで。

●生息環境:
ナマズ目魚類としては数少ない海産のものである。沿岸の岩礁や砂底に生息する。沖縄ではサンゴ礁に見られるようである。昼は密集群をつくり岩などに潜むが、たまに単独でいることがある。


●食性:
底生の動物を捕食するが、幼魚はクリーナーでもあるという。

●その他:
背鰭や胸鰭の棘には毒があるといわれ、刺されると痛む。毒は死後も消えないといわれ、取り扱いには注意が必要である。幼魚期にはゴンズイ玉と呼ばれる、その名のとおり玉のような群れを作ることでも知られている。夜釣りの外道として釣れ、釣り人にはあまりいい顔はされないが意外にも美味な魚とされている。

なお、本科魚類の背鰭については、第1背鰭(棘があり4軟条)とその後方にある鰭が第2背鰭とする場合、あるいは背鰭(棘があり4軟条)はひとつで、その後方にあるのは尾鰭とする意見がある。


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