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クエ
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スズキ目 ハタ科
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Epinephelus bruneus Bloch,1790 |
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種名
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クエ
Epinephelus bruneus Bloch,1790
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綱名 |
条鰭綱
Actinopterygii |
目名 |
スズキ目
Perciformes |
科名 |
ハタ科
Serranidae |
属名 |
エピネフェルス属
Epinephelus |
食味・危険 |
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分布 |
■南日本。〜東シナ海、南シナ海、フィリピン。沿岸浅所〜深所の岩礁域にすむ。 |
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似てる魚は? |
特徴など |
●形態・特徴: マハタによく似ているが、マハタよりも体は細い。体側の帯は斜前方下に向かう。ただし、この帯は幼魚や若魚では明瞭だが次第に不明瞭になり、老成魚では消失してしまう。体側には小有色斑がなく、ヤイトハタやチャイロマルハタと区別できるが、クエとこれらのハタとの交雑もあり、要注意である。体長80cmを超え、1mを超えることもあるが、今では殆どみかけなくなってしまったようだ。
●生息環境: 幼魚はごく浅い磯や、藻場、潮だまりなどに潜むが成長すると沖合へと出ていく。成魚は水深200m以浅の岩礁や、岩まじりの砂底にすむようである。
●食性: 魚類のほか、イカ類や甲殻類などを捕食する。
●その他: 産卵期は夏で、卵は分離浮性卵。稚仔魚の背鰭第2棘、腹鰭棘は一時期非常に長くなる。本種は雌性先熟の性転換をおこなうことが知られている。雄の成魚になるまで約1m、10年かかるといわれている。 食用魚として重要で、鍋、刺身、など様々な料理に向く美味な魚である。ただし成長が遅く、資源量が少なくなっているため養殖の研究もすすめられている。 本種を含む大型のハタ科魚類の何種類かを「あら」と総称する場合があるので注意したい。 従来Epinephelus moaraの学名が使われていることがあったが、これはEpinephelus bruneusのシノニムとされている。 |
参照 |
マハタ
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