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ギバチ
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ナマズ目 ギギ科
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Pseudobagrus tokiensis Döderlein,1887 |
種名
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ギバチ
Pseudobagrus tokiensis Döderlein,1887
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綱名 |
条鰭綱
Actinopterygii |
目名 |
ナマズ目
Siluriformes |
科名 |
ギギ科
Bagridae |
属名 |
ギバチ属
Pseudobagrus |
食味・危険 |
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分布 |
日本の固有種で、よく似たアリアケギバチとは分布域が異なり、神奈川県・富山県以北の本州に分布する。河川中流の淵尻の岩や石にひそむ。 |
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特徴など |
●形態・特徴: 口髭は合わせて8本あり、大きな脂鰭を持つ。尾鰭後縁の切れ込みは浅く、臀鰭軟条数は17〜23本であることなどが特徴。
●生息環境: 水質汚濁や河川改修による環境変化に弱く、水が綺麗で自然の多く残されている河川上〜中流域に見られる。夜行性で、夜は活発に泳ぎ回るが、昼間は岩や石の下などの陰に潜む。生活史はほとんど明らかになっていないが、農業用水路を産卵遡上すること知られている。
●食性: 肉食性で水生昆虫やドジョウ・シマドジョウやトウヨシボリといった底生性を中心とした魚類も捕食する。この他、胃内容物からジュンサイの種子が大量に出てきたこともあり、植物食をすることもあるようである。
●その他: 農薬や生活排水による水質汚濁、河川改修などの影響を受けやすいため、環境省では絶滅危惧II類に指定されており、神奈川県・東京都・千葉県・福島県・宮城県では近年ほとんど記録されていないという。また、東京都では環境指標種として利用している。 |
参照 |
アリアケギバチ ギギ
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