WEB魚図鑑
TOPページ
はじめに
画像の表示は?
和名一覧
似たもの検索
My魚図鑑

食味レビュー
標本募集!

さかなBBS
お魚クイズ
釣具の通販
メールマガジン
ハタハタ
スズキ目  ハタハタ科
Arctoscopus japonicus   (Steindachner,1881 )

地域名をクリックすると詳細を参照できます
(雌)


富山県
富山湾
2009/01/06
(雌)


兵庫県
日本海沖合
2011/09/05
(下は白化個体)


鳥取県
鳥取県沖
2009/10/14


種名
ハタハタ   
Arctoscopus japonicus   (Steindachner,1881 )
綱名 条鰭綱
Actinopterygii
目名 スズキ目
Perciformes
科名 ハタハタ科
Trichodontidae
属名 ハタハタ属
Arctoscopus
食味・危険 食味レビュー みんなの総合評価: ★★★★(全2件)
レビューを読む       投稿する
分布 日本海沿岸・北日本。カムチャツカ、アラスカ。水深100〜400mの大陸棚砂泥底にすむ。浅場の藻場(水深2〜10m)で11月〜1月に産卵。
似たもの検索 似てる魚は?
特徴など ●形態・特徴:
ハタハタ科の魚は体に鱗を持たず、背鰭が2基に分かれるなどの特徴をもつ。本種の体は側扁している。胸鰭は大きい。体色は金色っぽく、体側の背部には褐色の不定形斑がある。腹面は銀白色。体長30cmになる。

●生息環境:
仔魚・稚魚は沿岸の浅海にすむが、成長するにつれ沖合いに出ていく。成魚はかなり深い海にも見られる。

●食性:
稚魚は主に動物プランクトンを捕食する。成魚では、ヨコエビ類などの節足動物や、小魚を捕食するようになる。

●その他:
産卵期は晩秋から冬といわれ、浅海にて行われる。卵は卵塊を形成し、海藻に付着する。この卵塊がぶりこである。
食用としては、良く利用される。肉は白身で美味。刺身、煮付け、干物などのほか、秋田県ではしょっつる鍋などでも食される。漁法としては底曳網など刺網などがあるが、近年漁獲量が減少している。
ハタハタ科の分類学的位置についてはいろいろと議論がされているが、近年はスズキ目のワニギス亜目の中に置かれることが多い。このワニギス亜目の分類についても色々検討・議論が行われているのが現状である。ハタハタ科は2属2種が知られ、日本には本種のみが分布するとされる。


Copyright(C). 1987-2008 All Right Reserved