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バショウカジキ
スズキ目  マカジキ科
Istiophorus platypterus   (Shaw and Nodder,1792 )

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千葉県
犬吠崎沖
2002/08/03
(背鰭)


千葉県
犬吠崎沖
2002/08/03


山口県
仙崎漁港
2006/11/23
(若魚)


愛媛県
愛南町
2001/08/26
(頭部)


愛媛県
愛南町
2007/09/29
(躯幹部)


愛媛県
愛南町
2007/09/29
(尾部)


愛媛県
愛南町
2007/09/29
(若魚)


愛媛県
愛南町
2008/10/15
(稚魚)


愛媛県
愛南町横島
2002/08/09
(稚魚)


愛媛県
愛南町横島
2002/08/09
(幼魚)


高知県
土佐清水市以布利
2010/08/11
(幼魚・頭部)


高知県
土佐清水市以布利
2010/08/11
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種名
バショウカジキ   
Istiophorus platypterus   (Shaw and Nodder,1792 )
綱名 条鰭綱
Actinopterygii
目名 スズキ目
Perciformes
科名 マカジキ科
Istiophoridae
属名 バショウカジキ属
Istiophorus
食味・危険 食味レビュー みんなの総合評価: ★★★★(全3件)
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分布 インド洋、太平洋の温・熱帯海域。
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特徴など ●形態・特徴:
吻(上顎)は尖り、下顎よりも伸長する。第一背鰭が顕著に大きく、前半部と後半部で特に高くなることが特徴。本種の標準和名には“芭蕉”、英名には“sail(帆)”が含まれているのは、背鰭の大きい本種の特徴に因んだものである。本種を含むマカジキ科魚類は高速で泳ぐことができ、長い腹鰭や大きい背鰭を拡げることで、ブレーキをかけることができるようになっている。体色は生きているときは体背面が濃青色で、腹面は銀白色。体側中央には細長い水色の斑紋が縦に並ぶ。背鰭も体背面の体色と同様に青黒く、その鰭膜には黒点が散在する。死ぬと劇的に体色が変化し、全身が黒っぽい色へと変色する。全長3.5mくらい、湿重量100kgくらいまでに成長するが、漁獲されるのは大抵、全長2m前後の個体が多い。大西洋・太平洋ともに本種は生息しているが、太平洋の方が大型に育つようである。

●生息環境:
外洋の表層域を遊泳するが、しばしば若魚や稚魚を中心に沿岸域にも出現する。

●食性:
魚類や頭足類などを捕食する動物食性。本種の接餌活動は特異的で、魚群を発見すると持ち前の遊泳力で急接近し、追いつくと急激に方向を変えて第一背鰭を最大に拡げて急ブレーキをかけると伴に魚群の前に立ちふさがり、混乱した魚を吻で叩きつけて捕食する生態が観察されている。

●その他:
トローリングの遊漁で人気があるほか、日本の漁業では銛を使った漁法で獲ることが有名である。漁業対象種であるため、日本では食用として市場流通するが、海外では遊漁での重要種であるためキャッチ&リリースが定着している海域もある。


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