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アマゴ
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サケ目 サケ科
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Oncorhynchus masou ishikawae Jordan and McGregor,1925 |
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種名
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アマゴ
Oncorhynchus masou ishikawae Jordan and McGregor,1925
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綱名 |
条鰭綱
Actinopterygii |
目名 |
サケ目
Salmoniformes |
科名 |
サケ科
Salmonidae |
属名 |
サケ属
Oncorhynchus |
食味・危険 |
食味レビュー みんなの総合評価: ★★★★(全15件) レビューを読む 投稿する
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分布 |
静岡県以南の本州の太平洋・瀬戸内海側、四国、大分県、宮崎県。河川の上流域、いわゆる渓流にすむ。 |
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特徴など |
●形態・特徴: アマゴとサツキマスは同種である。アマゴは陸封型の標準和名となり、サツキマスは降海型の標準和名となる。このようにサケ科魚類には例外的に標準和名を2つもつ種(もしくは亜種)がいる。 尾鰭に黒点が全域になく、頭部背面を除く背面に黒点が散在し、朱色斑があることで区別される。陸封された個体は背側が抹茶色から薄緑色のような色を呈し、体側は銀色地に淡青色のパーマクと呼ばれる楕円形の斑紋が並ぶ。このパーマークには個体差があり、2007年に個体識別での利用法が確立された。朱色斑がないものは、本種と亜種関係にあるヤマメおよびサクラマスの特徴になるが、分布域は重ならない。
●生息環境: ヤマメ・サクラマスよりも南方に分布域が偏る。産卵期は9〜12月とされる。海には下らず河川に残留し、母川回帰してきた個体に混じって産卵する場合もあるし、母川回帰の見られない水域では陸封個体同士で産卵する。イワナ類と棲み分けをしていることがよく知られており、イワナ類のいる河川ではイワナ類よりも下流の中・上流域に生息する。イワナがいない場合は、源流域にまで生息範囲が拡大する。
●食性: 小型魚類や甲殻類、昆虫などを食べる動物食性。
●その他: 水産上重要種で、大抵の場合は漁業調整規則で制限がかかっている。サケ科魚類は遊漁や漁業、増殖業でも重要な経済種であるが故に、アマゴ・サツキマスの水域にヤマメ・サクラマスが導入されてしまったり、その逆にヤマメ・サクラマスの水域にアマゴ・サツキマスが導入されてしまっている報告もあり、両種の交配による遺伝子汚染、遺伝的多様性の減少が懸念されている。サツキマスはアマゴよりも大型になるが、サクラマスほどは大きくならず、40cmくらいになる。 |
参照 |
サツキマス ヤマメ
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