|
マアナゴ
|
ウナギ目 アナゴ科
|
Conger myriaster (Brevoort,1856 ) |
|
種名
|
マアナゴ
Conger myriaster (Brevoort,1856 )
|
綱名 |
条鰭綱
Actinopterygii |
目名 |
ウナギ目
Anguilliformes |
科名 |
アナゴ科
Congridae |
属名 |
クロアナゴ属
Conger |
食味・危険 |
食味レビュー みんなの総合評価: ★★★★★(全12件) レビューを読む 投稿する
|
分布 |
北海道以南の日本各地、東シナ海。朝鮮半島。沿岸の砂泥底にすむ。 |
似たもの検索 |
似てる魚は? |
特徴など |
●形態・特徴: アナゴ科の魚はチンアナゴ亜科以外に分類される種では、上顎が下顎よりも突出するという特徴があり、ウナギ科魚類とはここで区別できる。本種は頭部や体に白色点があり、特に側線孔も白斑の中に存在することで容易に他種と区別することができる。仔魚はウナギと同じく黒潮に乗って南方からやってくるため、黒潮に乗りやすい形をしており、その形から葉形幼生(レプトケファルス、レプトセファルス;Leptocephalus)と呼ばれる。
●生息環境: 砂泥底に生息するため、外洋に面した場所よりも、内湾性が強い潮流の緩やかな環境に多いようである。産卵場所は解明されていないが、南の方の海域で行われているようである。ウナギよりもその生活史は謎に包まれている魚である。
●食性: 肉食性が強いが何でも食べる。生きた生物ももちろん食べるが、死んだ生物も食べ、掃除屋(スキャベンジャー)としての役割を果たしている。
●その他: 成魚はよく利用されその味については最早ここでは言わずもがな。日本においては、関東では東京湾の金沢沖で獲れたものが、関西では大阪湾(瀬戸内海)で獲れたものが特に美味と言われ、有名な漁獲地となっている。また、仔魚(葉形幼生・レプトケファルス)は高知県で「のれそれ」と呼ばれ生のまま食べられ、珍味として有名であるが、昨今では日本の各地で「のれそれ」が流通しており、必ずしも高知県でないと味わえない味覚ではなくなってきている。 |
参照 |
ゴテンアナゴ クロアナゴ ハナアナゴ ウナギ
|
|
|
|
Copyright(C). 1987-2008 All Right Reserved |
|
|