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アラ
スズキ目  ハタ科
Niphon spinosus   Cuvier,1828

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東シナ海

2009/10/31
(頭部)


東シナ海

2009/10/31
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種名
アラ   
Niphon spinosus   Cuvier,1828
綱名 条鰭綱
Actinopterygii
目名 スズキ目
Perciformes
科名 ハタ科
Serranidae
属名 アラ属
Niphon
食味・危険 食味レビュー みんなの総合評価: ★★★★(全8件)
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分布 ■南日本。〜フィリピン。沿岸のやや深い岩礁域、水深100〜140mの大陸棚縁辺部にすむ。
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特徴など ●形態・特徴:
若魚の体は灰色でやや長く、スズキに似ているが、体側には暗色縦帯がある。鰓蓋には大きく強い1棘がある。成魚は一様に茶褐色ないし灰褐色で、体側にある縦帯は不明瞭になり、やがて消えてしまう。背鰭棘数は13で、ハタ科の中では多い。体長1m近くにもなる大型種。

●生息環境:
大陸棚斜面の、水深100−360mくらいに生息する。東シナ海のものは大きな回遊を行わず、周年同一の場所にいるといわれている。

●食性:
肉食性であるが空胃のことも多く、食性が詳細に調べられているとはいえない。小魚や甲殻類などが出てきたという。

●その他:
産卵期は土佐で5−8月といわれているが、地域によって多少差がある。
深海釣りや底曳網などで漁獲されるが、数は少なく、大型のものは殆ど漁獲されなくなっているという。肉は白身で非常に美味である。旬は冬とされている。
アラ属の現生種は1属1種で、かつてはスズキ目に入れられていたが、Nakabo et al.(2002)ではハタ科に含められており、ここでもハタ科に含める。
参照 オオクチイシナギ


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