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クロダイ



総合評価:(全53件)
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食味評価: 投稿者:sumoguriman 投稿日:2008/12/27
採れた場所:岡山県(倉敷市周辺)  時期:1月上旬  料理方法:刺身、煮付け、空揚げ
私はちぬとは数十年間、年中付き合っています。
そこで、私の体験を述べます。
記述している時期に関しては地方により水温が異なるのでずれる場合があります。
ここでは倉敷や熊本有明海の時期です。

1)ちぬの太りの違い
  ちぬは年間変化に下記の条件が加算されます。
  a)養分の多い濁った所のちぬは太りが良い。
   透明度の高いところのちぬは太りが悪い。
   汽水域や牡蠣養殖場のちぬは太りが良い。
  b)産卵をしない小さなちぬは味の低下が少ない。

2)ちぬの年間変化
ちぬは年間を通じて下記の変化をします。
但し、良く似ているきびれはこれより五ヶ月程度時期が前にずれます。

5月末〜6月初旬  
 産卵。この時期は激痩せで全く食えない。
 体力も落ちており、岩の隙間などでじっとしているのが多い。バクテリアに食われて命を落とすのも居る。

8月初旬
 体は身が付いてマルクなってくる。しかし、まだ脂肪が付いていない。
 まれに少し脂肪が付いて味が良くなったのもいる。
 餌は動物性をがつがつ食べて太る。
10月
 全員脂が乗って旨くなる。
 しかし水温も高いので臭いが気になる人も居る。
 これから11月頃が脂の乗りのピーク。腹の中は脂肪で満杯状態。
1月
 水温が下がる12月頃から食べ物の主体が植物性に変る。海草を腹一杯食べる。従って身まで青海苔の臭いがすることがある。
 腹の脂肪を徐々に消費していく。
2月下旬
 腹の脂肪を全て使い切る。
 しかし、身の脂肪は残っているのでまだ食べたら旨い。
3月中旬
 身の脂肪を使い切る。この時期に急に一気にまずくなる。
 卵が太るので体はどんどん丸く大きくなる。
 これから産卵までがのっこみで大形が良く釣れる。
 食べてもまずいが釣り人は喜ぶ。
 
5月末
 産卵。これで1年間の周期

おいしいちぬは
 栄養豊富な汽水域やかき養殖場で、臭いが少なくなる12月から1月につかまえたもの。
 
一番まずいちぬ
 産卵直後の6、7月のちぬ

これほどうまい、まずいが大きく変る魚は珍しいと思います。


食味評価: 投稿者:Des Grieux 投稿日:2008/11/25
採れた場所:和歌山県(白浜町)  時期:11月上旬  料理方法:刺身、昆布締め、鍋、塩焼き、あら煮
 和歌山ではまずいと言う方が多いですが、10月頃から身が締まり、真冬から春先まではとても美味しくなります。刺身や鍋にもOKです。
 あらを料理するときはきっちり霜降りして、血合いを取れば臭みも気になりません。
 産卵期の肥えたチヌは、真冬のものより旨味が少なく感じられますが、それほど悪くありません。
 産卵期終盤の晩春から夏場の大型チヌは旨味が少なくて身質が悪い個体が多いです。昆布締めにするとマシですが、わざわざ釣りに行くほどではありません。ただし夏場でも、30cmまでの小振りのものは塩焼きや刺身でなかなか美味しいくいただけます。


食味評価: 投稿者:最終階級大佐 投稿日:2008/08/20
採れた場所:静岡県(防波堤)  時期:8月上旬  料理方法:塩焼き
血抜きして氷水で持って帰って塩焼きで食べます。 刺身や煮付け、から揚げ等もおいしいですが、塩焼きが一番旨いと思います。


食味評価: 投稿者:イッキ 投稿日:2008/05/19
採れた場所:兵庫県(千種川河口)  時期:4月上旬  料理方法:刺身
クロダイは季節や個体差でこれが同じ魚か?と思うほど違います。一番美味しい季節は初冬から春まですが、季節よりも、銀色で体高が有り、まるまるとした見るからに美しいのが、季節にかかわらず美味いです。特に、背より腹身のほうが、脂がのり、さくさくとした食感はマダイにひけをとらないほどです。奇麗なクロダイが釣れたら、すぐに絞めずに、変える直前にエラを切断して良く血抜きして、できるだけ早く食べたほうが、美味いと思います。


食味評価: 投稿者:もなこ 投稿日:2008/05/07
採れた場所:広島県(牡蠣筏)  時期:3月上旬  料理方法:刺身、アラ煮
水が綺麗な場所で取れ、なおかつ新鮮であれば、黒鯛の刺身に勝るものはありません。
個体にもよるのでしょうが、経験上銀色が強い黒鯛は美味しく、黒色が強い黒鯛は臭みがあって美味しくないです。

1〜3月がもっとも脂が乗って美味いと思います。


食味評価: 投稿者:ローズ 投稿日:2008/04/28
採れた場所:徳島県  時期:12月上旬  料理方法:塩焼き
血抜きをしないと生臭さが残り旨さが半減します。個体差があり、鯛以上に旨みにあるものがあれば泥臭さが目立つものもあります。
この魚は刺身や煮つけよりも塩焼きが旨いです。焼くと香ばしさが際立ち、旨く焼くと身もホクホクして最高です。


食味評価: 投稿者:クロダイ 投稿日:2008/03/22
採れた場所:東京都(東京湾)  時期:12月上旬  料理方法:刺身
文句なし。身が臭いと言われてるが全然感じませんでした。貝がカラごと胃袋から大量に出てきました。頭と骨は出汁にしたら濃厚な鯛ならではの風味がよかったです。


食味評価: 投稿者:しめ 投稿日:2008/02/17
採れた場所:神奈川県  時期:2月上旬  料理方法:刺身、昆布じめ
何回か食しましたが、なかなかの食味です。
汽水域まで行くようなのでやや泥臭い風味がありますが、淡白な白身なのでかえってアクセントとなって、
おいしくいただけます。
ただ、夏のものは脂がなく、やわらかめで物足りないかと思います。
(取れる場所によってはまずいものもあるようですが。)


食味評価: 投稿者:やっち 投稿日:2008/01/03
採れた場所:愛知県(篠島)  時期:8月上旬  料理方法:刺身、塩焼き、煮付け、一夜干し
ここでは篠島で釣れた個体を取り上げましたが、どこにでもいる魚であり、生息環境の差、個体差が味に反映されます。独特の強い臭いを持っている魚で、血抜きやはらわたを取る処理を怠ると、極端に身が生臭くなってしまいます。離島のものはこの処理をすれば食味は○。自分の経験上ですが、春〜盛夏の間は身がフカフカや水っぽい個体が多いですが、晩夏以降に脂が乗って身が厚くなってくると、包丁の刃の通りでも分かるくらい身にしっかり感が出てきます。臭みがきつくない個体であれば、歯ごたえも上々で食べられます。腹側から開いて、身の表面に薄っすら脂が浮く程度に干して食べてもおいしかった記憶があります。名古屋港などの閉鎖水域のものは非常に油臭く、まったく食べるに値しません。工業港特有の臭いです。ということで、アベレージで★★にしました。


食味評価: 投稿者:ネルソン 投稿日:2007/12/27
採れた場所:千葉県(いろいろ)  時期:12月上旬  料理方法:刺身 あらい 湯引き 煮付け から揚げ など
ほとんどの料理を一年を通してたべましたが。
はっきりいってスズキどうよう味はたいした魚ではないです。まず磯と防波堤のものは臭い沖のものは匂いは少ないですが別に好き好んで食べたいと思わせる味はしません。クロダイを食べるなら他の魚を食べたほうが全然いいと思います。無理して食べられる魚です。釣ってる人には申し訳ございませんがこの魚のせいで海がコマセなどによるマキエサによって死にます。だからトータル最悪です。


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※魚の味の評価は季節や場所、食べた方の感覚によってよって大きく変動しますので、
あくまで参考としてご利用ください。★評価の凡例は、 こちら をご参照ください。


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