2009年2月18日

釣りにいきてー、か?

何年ぶりかにルアー雑誌を読んでみた。さすがに昔ほど、フィールドテスターなんてのが幅をきかせる時代ではなくなったようなのは、慶賀の至りなのだが、まだ釣りの分野の書き手というのは、あまり育っていないように思える。

釣りがうまいだけの素人さんに、記事を書かせてはいかんだろうと思う。いや、そういうのもいてもいいのだけど、全部それだと面白くない。釣り雑誌というのは、釣りに行けない時に読むものなのだから、わくわくとした釣りの楽しさを伝えてほしいのだが、基本的にノウハウとアイテム紹介に終始しているので、すぐにネタもつきる。

ひどいのは、そのネタがオリジナルじゃなくて、何年か前のほかの雑誌に書いてあったことの寄せ集めだったりする。

まあ、ルアーという分野が、かつての勢いを失っているのかもしれないけれど、それならそれで、そろそろ熟成していってもいい頃だろうと思う。

そんな中で、「つり丸」の村越正海の記事は、ちょっと良かった。深海のライトゲームの話で、結局、バラムツを2尾釣るだけなのだけど、あれでいいんだと思う。釣りなんて、釣ってなんぼではないんだしね。

ああ、上記ルアー雑誌で、1ページだけ目を引いたのがあった。ラパラの広告で、アイスジグを使うルアー五目。あれは、ちょっとやってみようかなと思ったな。

釣りは、つまるところ。つまるところってのは、少年の頃から、年がら年中、頭の中を魚が泳いでるような暮らしを何十年かやってきて、ということだけど、釣法でも対象魚でもなくて、まして道具なんかではなくて、好きな釣り場ってことになるんだろうと思う。

好きな釣り場があって、そこに身を置くことができればいい。どんどん、そういう釣り場はなくなっていくけどね。

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コメント

好きな釣り場にもう一つ言えば好きな季節ですね。そうすると対象魚ってなっちゃうか。

そちらはもうずいぶん暖かいんでしょう? サヨリはまだかいな?

「水の趣味」と言う雑誌(ベースボールマガジン社のものだけど)を束ねて資源回収に出そうと思ってパラパラやったら捨てられなくなりました。

今年は渓流に行きまくります。

「フライの雑誌」というフライフィッシングの季刊誌は創世当初からまあまあそれなりの濃い雑誌で読みごたえがありますよ。

私は目下、「釣り吉三平」の実写版映画がどうなのか・・が気になるところです。前評判は悪いのですがね。^^; 矢口さんの元々の作品レベルが高いので、釣りバカ日誌や特命係長 只野仁・・みたく実写版が人気を博すことは無いだろう・・とはふんでるのですが。(^^)

しんさん

そうだ。失礼しました。季節感のことを忘れていた。これを置いて、釣りは語れませんね。

海の魚の季節感って、どうもよくわからないことが多くて、今、宮崎の港ではタチウオやカマスが釣れているのですけど、あれ~って感じがちょっとします。なんとなく夏のものかと思っていました。サヨリは、こちらではお盆から秋口にかけての釣りものかな。主に河口ですけど。


秋山さん

『水の趣味』は復刊して、何号か読みました。たしかに、だいぶ気合いの入った編集でしたね。触発されて、渓流に行きまくるという、その勢いをちょっとわけていただこうと思います。


サルモサラーさん

『フライの雑誌』、評判だけは聞いていました。たしか、淡水のマス系の話題が多いのでしたっけ。実写版といえば、『ヤッターマン』は要チェックかなと思っているのですが、これ、ハズさけりゃいいなあ^^;。

こないだ、サルモさんのブログに二件続けてコメントを投稿してしまったのですが、見たところどちらも反映されてないようでした。やり方がまずかったかな。

フライの雑誌は、もちろんフライに関しての渓魚や釣りに関する話題が多いのですが、その他の釣り雑誌とは一線を画してます。

コメント頂いたのですか?すいません、こちらの設定がおかしかったのかな?!

サルモサラーさん

「最近のコメント」のところには載っているので、一応、コメントを受け付けてはいると思うのですが、エントリー内に入っていないようですね。

管理画面から覗くと、JUNさんから頂いたコメントを見ることができましたから遅ればせながらレスさせて頂きました。
それから再構築するとキチンと2度投稿されたコメントが表示されたように思いますが、また覗いてみて下さい。(^^)

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