2009年5月 8日

カイロプラクティック

あららさんと、カイロプラクティックに行った。川南町の十文字施術院というところで、こことはもう18年くらいのおつきあいになる。以前、宮崎オフに無理やり来てもらい、参加メンバーに施術してもらったこともある。

初めて行った時、まだぼくは30そこそこだったのだけど、右足が2センチ近く短くなっていることが判明し、その場で合わせてもらった。

「はい、揃いました」

と言われて立ち上がってみた時、なんだか生まれて初めて、ちゃんと立ったような気がしたものである。帰り道、猛烈におなかがすいて、うどん屋に駆け込んだことを覚えている。

最初は、典型的なカイロプラクティックの施術だったと思うのだが、先生の方の技術も、時代とともに数度の変遷があり、数年前から現在の形に落ち着いている。

矯正だけなら、いわゆる手技でもって15分か20分もあれば終わってしまうものを、ここは大体、一人あたり一時間くらいかけてくれる。せっかく揃った骨の位置が、すぐに元に戻ってしまわないように、いろいろ工夫があるらしい。

30年ほど前、国内では普及期だったカイロプラクティックの本を読んで、「これからは背骨がナウい」と思ったものである。東洋の技術が、アメリカで医学として開花したものだから、これは逆輸入の施術なのだけれど、まだ日本では医学として法制化されていない。もともとの土壌はあるというのに、もったいない話だと思う。

まあ、それを整体と呼ぼうがカイロと呼ぼうが、医学の分野にも名人とそうでない人がいるように、あるいはそれ以上に、施術者の技量差が著しい世界なんだろうと思う。また、日進月歩の世界でもあるようだ。

今回は、ちとややこしい仕事が目前にあるので、気合いを入れに行ったわけである。ぼんやりした頭を目覚めさせ、集中力を高めるにも役に立つ。ぼくの場合、頸椎がずれやすいのだが、これをきちんと揃えてもらうと、視界と頭がクリアになって、鼻が通り、お腹がすくということが起こる。

一緒に行ったあららさんは、「ゴルフは?」と問われ、「やります」というと、「スイングのせいか骨盤がねじれてますね」とのこと。これも、その場で揃えてもらう。こちらもうつぶせだったので、詳細はわからないのだが、帰り道、「目がよく見えますね」と言っていたので、効いたんだろうと思う。

ぼくの方は、例によって頸椎がずれ、ここ数ヶ月、胃と背中が痛かったのだが、ちょうど胃の裏あたりが大きくずれていたらしい。ずれていたから胃が痛いのか、胃が痛いからずれているのか、ここらへんの因果関係はどうもよくわからない。

この人を知っていて良かった、という人がいる。十文字の仲西先生を知らなかったら、ぼくの18年は、ちょっとちがったものになったかもしれない、とすら思ったりする。

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コメント

いやぁ。大いに感謝しております。

その後、2日経過してますが、肩が痛いと言っていたのはなんとなく治りかけだったので効果は判りませんけど、とにかく頭のモヤッと感が無くなりました。これは感動もんで仕事もスムーズです。

私も早く知っておきたかった・・・、もう手放せないという感想です。

あららさN

効いたようで何よりです。ブログの方も読ませていただきました。時々、かったるくなったら行ってみるといいですよ。「更新」というのは、体にもあるんですね。

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